映画:perfect days(役所広司主演)を見た感想(ネタバレ)
うーん。この内容だと、2時間は正直長すぎるかな。
30分が限度かも。
映画の内容は、トイレ清掃員の役所広司の日々のルーティンワークを延々と見せられる。
毎日のルーティンワークに多少の差異はあるけれど、9割はルーティン。
- 朝起きて
- 歯を磨いて
- 髭剃って
- 缶コーヒー買って
- トイレ清掃して
- 昼飯食べて
- トイレ清掃して
- 家に帰って、銭湯に行って
- お酒を飲んで
- 本を読んで寝る
これを1週間程度繰り返す日常を、延々と映画館で2時間見せられる。
正直、役所広司じゃなければ成立しない映画で、役所広司がだからこそ、何とか2時間歯を食いしばって何とか席を立たずに、睡魔と闘いながら我慢できる内容だと思う。
もし、別の役者が演じていたら、二日目の同じルーティンが始まった時点で席を立っていたと思う。
正直、つまらない内容の映画だった。
この監督が伝えたい内容としては、「perfect days」の題名からも分かるように、日常には、些細な喜びにあふれている。つまり、何の変哲もない日常自体が皆気が付かないだけで、既にperfectなんだよと言いたいのではないかと推察する。
だた、そんなことは言われなくても百も承知している。
変わらぬ日常を送れること自体が奇跡であり、素晴らしい奇跡に囲まれて生活しているという事は、皆百も承知していて、それを、長々と表現されても、辛い。
「1+1=2なんだよ」という事を、2時間かけて長々見せられても退屈極まりない。
何度も言うが、この映画は無駄に長すぎる。20分から30分であれば良い映画だったと思う。